品質管理
システム

それゆえに「品質」は、お客さまが昇暘工業を選択する最も大切な理由であり

私たちの製品は、人命を守る大切な部品の一つです。それゆえに「品質」は、お客さまが昇暘工業を選択する最も大切な理由であり、メーカーとして の信頼を支える根幹であると考えています。絶対に不具合品を造らない、流出させないために私たちがすべきことを考え抜き、施策を主導し、想いを浸透させていくことが品質本部の使命です。

当社では、製品の企画から設計・開発、製造はもちろん、調達や設備保守、品質管理体制の維持に至るバリューチェーンの全てのプロセスにおいて不具合発生の未然防止に努めています。さらに、昇暘工業がISO9001およびIATF16949を取得したことを皮切りに、営業、品質、労働安全衛生、情報セキュリティなどを統合したマネジメントシステムを段階的に導入しています。

品質管理部が主導し、各拠点での実物検査の実施や正しいプロセスでの品質保証の確認を含めたモニタリングと管理を徹底することで、品質監査機能を強化しています。また、品質保証における重要な管理ポイントの整理とグループ内での情報共有を行い、全拠点で共通の品質管理基準に従った取り組みを行うことで、品質の課題を早期に解決し、健全な製品供給体制を維持し続けるための仕組みを築くことを目指しています。

製品の安全性を正確に評価するため、自社内には硬度や寸法、環境への影響などをテストする機器を備えており、さらに各国の基準に基づいた試験や評価を行って品質監査機能を整えています。厳格な試験を繰り返すことで、お客様が安心してご利用いただける製品づくりに取り組んでいます。また、市場導入後に不具合が発生した場合には、様々な分析結果に基づいて不具合の原因を追求し、再発防止に努めています

同時に、良質な製品を安定して生産するために、生産工程のデータを統計的に収集・処理し、工程の状態を可視化・監視するためにSPC(統計的工程管理)を導入しています。このシステムを通じて、工程の状態を監視することで、不良品の発生を未然に防ぎます。不良品の発生を抑えることは、工場での手間を減らしたり、仕掛品を削減するなどを期待でき、工程の効率化を図ることができます。

品質管理設備